はじめまして、院長の坂口 博史です。私は京都府立医科大学の出身で、開業前には同大学の准教授として、日常診療ならびに先端医療の発展に努めて参りました。この度、これまでの経験を生かして地域医療に貢献したいとの思いから、父が開業していた近江八幡でクリニックを新規開院させていただきました。近江八幡は私が青少年期を過ごした思い出深い土地でもありますので、この地域で皆様に少しでもお役に立てるなら何よりの幸せです。
当クリニックにおきましては、親切で丁寧な診療を心がけることは当然として、最新の知見に基づいた的確な医療を提供したいと考えております。私はこれまで25年間にわたる長い耳鼻咽喉科医としての経験の中で、鼻、耳、のど、頸部、アレルギーといった耳鼻咽喉科疾患全般に対する診療技術を身につけて参りました。特に開業前の10年間は、大学病院で難聴、耳鳴、めまいなど耳の病気に対する最新の治療に取り組んでおりました。今後も耳の症状でお悩みの患者様に最適な治療や助言ができるよう、精進していきたいと考えております。鼻、のど、頸部、アレルギーの病気も、もちろん対応しておりますので、どうぞご相談ください。
また、大学病院で勤務する傍らで、京都市立児童福祉センターにおいても長年にわたって非常勤医師として勤務し、難聴を初めとする様々なハンディキャップのあるお子さんの診療を行って参りました。お子様の病気は早期の対応が予後を大きく左右することもあり、ご心配になる保護者の方も多いことと思います。適切な方針を選択し、わかりやすくお話しすることで、ご不安を解消する手助けができるよう心がけてまいります。
また、耳鼻咽喉科疾患においては、時に手術が必要になることもあります。クリニックで対応できないような手術が必要と判断した際には、地域の病院と密に連携して治療のお手伝いをさせていただきます。
末長く地域の皆様に親しまれ、共に歩んでいけるクリニックを目指しておりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
院長 坂口 博史
付記
平成20年1月1日~令和元年8月31日 京都市児童福祉センター耳鼻咽喉科 非常勤医師